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2012.06.25

ウェーブ製「1/24ブラッドサッカー」完成見本メイキング!

こんにちは。
プロモデラーの柳生圭太と申します。

普段は主に各種メーカーの製品原型を手がけたり、電撃ホビーマガジン誌やホビージャパン誌などで作例を発表しています。
最近のボトムズ関連ではウェーブ製「バーグラリードッグ【孤影再び版】」、「ライトスコープドッグ」の製品原型を担当いたしました。

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そして今回はウェーブ製新作キット「1/24ブラッドサッカー」の塗装品製作&レビューをボトムズブログにてご紹介します。

基本的に素組みなので工作的に特殊なことは行っておりません。
初回ロットは離型剤レスのショットなので箱を開けてからイキナリパーティングラインの成型に入りました。
特に問題無かったですね。
マスの大きいパーツはどうしても収縮するので、胴体やモモなどはパーツ同士+ポリキャップとのすり合わせを良く行って確認しましょう。
関節曲げた瞬間パーツがパキッとか嫌じゃないですか。
あとせっかくのカラーキャストなのでサフ吹きも行っておりません。
アクリルガッシュ(ターナー)を使用した変則的な汚し塗装をしているので頭部パーツを例に順番に説明したいと思います。

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パーティングラインを処理したパーツに透明メタルプライマーを吹いて乾燥後につや消しスプレーした状態です。

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下地としてラッカーのシルバー(フィニッシャーズ・クロームシルバー)で大胆にドライブラシを行います。

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アクリルガッシュの黒+紫を混ぜて調色。
水とエタノールで割ってエアブラシで吹き付けます。後工程のフィルタリングを考慮してかなり明るい紫で塗っています。

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一回目のフィルタリング。
エナメル塗料のブラックでスミ入れ。茶とライトグレーで表面をマダラに塗ります。

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エナメルシンナーで拭き取った状態。エナメル成分で角のアクリルが侵食されて剥がれてチッピングとなります。紫もトーンが落ち着いてきました。

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二回目のフィルタリング。表面に雨だれや経年劣化をテクスチャーとして定着させることを目的とします。一回目と同じエナメル塗料を点で置いていきます。

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乾かないうちに綿棒等で重力を意識しつつ伸ばします。

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チッピングの剥がれ過ぎやフィルタリングのやり過ぎたところを先ほどのアクリルの黒紫を筆で塗り重ねて調整します。筆のタッチを意識して塗るとエアブラシとは違う表現になり変化が出ます。

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パステルのサンドで表面を落ち着かせます。そして完成。

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使用した塗料以外の材料。

上記例は頭部パーツだけですが全体を同じ工程で塗っています。
関節や肩部分はダークグレーを下地にブルーグレーやレッドをアクリルで調色して塗り重ねています。
下地のドライブラシを多色で行うとかフィルタリングをピンクやブルーにしたり色々と試してみると面白いと思います。
ウェーブさんの最近ボトムズシリーズはカラーキャスト仕様のものが多いので、完成までの作業がかなり楽になっています。
その分、ウェザリング等の仕上げを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
自分だけの一体を手に入れると満足感が半端ナイです!

最後に、ウェーブさんからもう一点、コチラでの告知をしてほしいと依頼されましたので・・・。
今月28日(木)20時から、ウェーブ・モデラーズミーティング 『〜VOTOMSな日〜 USTREAM出張版!』というユーストリーム配信イベントを開催されるそうです。
ボトムズファンの方に是非見て欲しい内容となっているそうですので、是非ご覧になってください。

それでは私もボトムズ関連の盛り上げに向けて頑張らせていただきますので、引き続き宜しくお願い致します!


柳生圭太(プロモデラー/原型師)

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2012.06.21

良輔監督『サンライズフェスティバル2012颯爽』出演決定!

Photo

7月28日(土)から始まる『サンライズフェスティバル2012颯爽』に高橋良輔監督の出演が決定いたしました.。
良輔監督は米たにヨシトモ監督、遠藤広隆監督と初日12:30~のオープニングのトークショーに出演されます。

『サンライズフェスティバル2012颯爽』オープニング
日 時
7月28日(土) 12:30~14:30(予定)
登壇者
高橋良輔(装甲騎兵ボトムズ、蒼き流星SPTレイズナー監督)
米たにヨシトモ(勇者王ガオガイガー、まりんとメラン監督)
遠藤広隆(ファイ・ブレイン~神のパズル オルペウス・オーダー編 監督)

※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。

オープニング終了後、14:50~高橋良輔監督セレクションの上映があるほか、7月31日(火)12;30~蒼き流星SPTレイズナーのセレクト話数上映もあります。

◆『サンライズフェスティバル2012颯爽』◆
 通常上映:7月28日(土)~8月3日(金)
 オールナイト上映:7月28日(土)、8月11日(土)、8月25日(土)
 詳細は『サンライズフェスティバル2012颯爽』の公式サイトでご確認ください。
 『サンライズフェスティバル2012颯爽』公式サイト
 http://www.sunrise-inc.co.jp/sunfes/

内田(サンライズ・web担当)

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2012.06.06

『装甲騎兵ボトムズ AT完全設定資料集2』(一迅社刊)、絶賛発売中!

こんにちは。
伝え残したことがあったので、4回目として引き続き一迅社・木村がお送りします。

装甲騎兵ボトムズ AT完全設定資料集2』のオビがアストラギウス文字で表記されていることはくどいほど申し上げましたし、もう本書は発売中ですので、オビをとってしまいましょう。

Votoms_mook_hyoshi
大河原さんにイラストを7点もお願いしてしまいました。
しかも正方形ですので、描きにくかったのではないかと思います。
難儀なこちらの要望を最高の形にしていただきまして、大河原さん、本当にありがとうございました。

で、今回は最後ということで、本書の中身についてもう少しお話ししたいと思います。
ボトムズの3D表現について言及してみましょう。

ボトムズの特徴的なことと申しますと、ロボットが他のロボットアニメに比べて小さいことが挙げられます。
小さいということは重量も軽いということです。
そんなATの重量感を表現したのが、『ペールゼン・ファイルズ』のAT雪上戦です。
雪上をATが走り回るわけなんですが、ATの重量感がですね、スルスルと軽いんです!
同じサンライズ様作品のガンダムだと、こうは表現しないはずです。
これは3DCGで表現するにあたり、監督が軽快さを意図的に求めた結果の動き、見せ方なのです。
こういったCGでの演出は見ていて本当に新鮮でした。
本書の中でも高橋監督、新旧プロデューサーお二人の鼎談で詳細に語られていて、なるほど、と納得させられるばかりなのでした。

そして3Dといえば、『ペールゼン・ファイルズ』の1巻冒頭で、ものすごい数のスコープドックが上陸してくるシーンは圧倒されます。
3Dなのですべてのスコープドックが均一化して、ある意味、面白みがないのでは、と懸念される方もいるかと思いますが、そんなことはありません。
なぜなら、弾痕や損傷などテクスチャーを張り替えたりしているのです。
みんな違うスコープドッグに見えるからすごい!
私は劇場で見たんですが、このシーンが頭に残ってしまって、汎用兵器の惨さやリアルな戦争までも想起してしまい、暗澹たる気持ちになりました。そのくらい3D表現がハマっていたのです。
本書の中では、そんな3D談義でも盛り上がっており、本当に勉強になるったらありゃしない記事満載なのです。

以上、本書の魅力を申し上げましたが、とりあえず、本書を手に取っていただき、自らの目で確かめていただくのがよいかと。
もちろん本書のタイトル通り、ATの設定資料がメインですし、その多彩なバリエーションを資料にしたい方は間違いなく「買い!」ですので、ご安心を!!

次回は第三弾でお会いしましょう!


商品名:装甲騎兵ボトムズ AT完全設定資料集2
価格:2940円(税抜き2800円)
サイズ:A4判
発売日:5月29日(火)
仕様:総ページ192P(カラー32ページ/モノクロ160ページ)
発売元:一迅社


木村晃(一迅社/DMC編集部・ポストメディア編集部・事業企画部 統括部長)

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