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2016.09.16

「小説VOTOMS いちぶんの一 2016」アラスカ旅行その1

星野道夫没後20年
 過日、星野道夫没後20年写真展を見に行った。会場は多くのフアンが詰めかけ賑わっていた。どの写真もあたしらには馴染み深いものであったが、大パネルに蘇ったアラスカの大自然の映像は新たな感動をひき起すものだった。あたしらもここのところ夏は毎年アラスカに行っている。
「なんでそうアラスカに行くの?」
と皆に聞かれるが、
「まあボトムズの作者は荒野が似合わないとね、少なくても荒野好きじゃないといけないんじゃない」
なんて冗談飛ばしているが、実はフェアバンクスで友人が北極圏のガイドをやっているのが現実的な理由、心理的ベースはその友人共々星野さんの世界への憧れが大である。
 アラスカは俗にラストフロンティアとも言われている。まあそれだけ手付かずの自然が残っているといえるだろう。都合7回のアラスカ行きで結構な種類の野生動物と出会ったがやはりクマは特別な存在だ。アラスカの原野に身を置くと……特にキャンプなどすればなおさらだが、クマが怖い、本当に怖いのだ。星野さんの書かれたものの中にこんなようなことがあったと記憶している。
『アラスカでは、いつもクマの存在を意識する。それはなんて素敵なことだろう。この原野のどこかにいるクマの存在が、言い知れぬ緊張感を呼び起こしてくれる。もしアラスカにクマがいず、キャンプの夜、何も怖れずに寝るのであったら、それは何と味気ないことだろう』
 で、アラスカに行くといつもクマを怖れながら怯えながらの旅を続けるのだが、実のところはクマにはなかなか出会えない。今までの旅でクマ=グリズリーベアーに出会えたのは4回ほどだった。それもはるかに遠いところにいたものにでる。クマをもう少し身近に見たい!じっくり見たい! と言うあからさまな欲求に重心を置いた旅が今回の旅であった。


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 ああそれなのにそれなのにである。願いは大自然の中にたたずむ荒野の王としてのグリズリーベアーに会いたい、というものなのに、ああそれなのにそれなのにである。旅のしょっぱな、それも舗装道路の真昼間のハイウエイの傍らでのんびりブルーベリーあたりを食む親子連れのクマに出会ってしまったのである。

 次回は願い通りの荒野の王としてのグリズリーベアーとの出会いをお伝えします。

高橋良輔(監督)
 
 
 

装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列 【第2回】掲載!

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